農薬を使った野菜を食べてはいけない理由

昔々、日本の最南端、美しい海に囲まれ自然豊かな

石垣島に二人の農家がいました。

さとうさんは、農薬や除草剤を畑にばら撒くように使用して

野菜を作っていました。

虫もつかず、見た目も美しく美味しそうなお野菜は

島の人達に大人気で、お店に並ぶとあっという間に

売り切れてしまうほど。

もう一人の農家、あきこさんは農薬を一切使わない

自然農法で野菜を育てていました。

「畑を耕さない、草を取らない、農薬を使用しない」

自然農法は、虫に食われたり、鳥に田畑を荒らされたりで

なかなか上手くいかず、育った野菜は形も見た目も

お世辞にも良いとは言えなかったので、

ほとんど売れることがありませんでした。

島の人にもほとんど相手にされず、みんな呆れ顔でしたが

あきこさんは、黙々と土に触れる日々を送っていました。

時は過ぎ、2030年。

地球の大変動が起こり始め、世界各地で干ばつや温暖化が

徐々に進み、食糧危機がやってきました。

物価も跳ね上がり、化学物質が入った肥料も値段が高騰。

農薬をたくさん使用した野菜を育てていた、さとうさん。

そしてその野菜を食べていた人達に異変が起こり始めました。

原因不明の病に侵される人、精神的に不安定になる人。

身体も心も、ボロボロになってしまう人が続出したのです。

一方、あきこさんは自然農法を試行錯誤、続けきたおかげで

土壌がとても良くなり、美味しい野菜がたくさん

取れるようになってきました。

自分で育てた無農薬の野菜を食べていたあきこさんは

心も身体も健康、いつも元気で豊かな生活を送っていました。

それを見たさとうさん。

「私にも自然農法で野菜を育てる方法を教えてくれない?」

とお願いし、二人で野菜作りを始めました。

それを見ていた島人も、一人、二人、と野菜作りに参加し始め

広大な畑がどんどん広がっていきました。

みんなで共存して生きていける新しいコミュニティが誕生し

石垣島はいつまでも繁栄していくこととなったのです。

おしまい。

石垣島で育てた野菜を一緒に収穫しませんか?

↓↓

2022年 石垣島の農園で収穫体験ヨガリトリート受付中

関連記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近のコメント

    PAGE TOP