Heart Islands Yoga

「やりたいことがわからないんです。」

リトリートでも、時々こういう声を聞く。

あなたはどうでしょうか？

残りの人生で何が欲しい？何をやりたい？

そう聞かれて、すぐに答えられますか？

何をやりたいのかわからなくて悩んでいる方へ。

私がどうやって、今のスタイルを確立してきたのかを

赤裸々に！？書いていきますね！

何かヒントが得られますように。

今でこそ、ヨガやリトリート、畑仕事に海のある日常。

好きなことに囲まれて生きている私だけれど

学生時代は、何をやりたいのかなんて全くわからなかった。

私立の進学校だったので、レールに敷かれて

当たり前のように大学へ行かせてもらい

「旅行が好き」

その想いだけで流れるように大手の旅行会社に就職。

本当は、海外に出たかったんだけれど

とりあえず3年くらいは、土台を作り上げて

それからでも遅くないよね、ということに。

現実は、甘くなく新入社員時代はよく泣いていました。

なんせ数字と時間に追われる日々。

繁忙期は、息が止まるんじゃないかと思うくらいの

忙しさだったけれど、先輩に恵まれて段々と

やりがいや仕事の楽しさも見出せるようになってきた。

入社3年目で逃げるようにして半ば勢いで

マルタ島へ留学、という名の遊学。笑

帰国してからは、9時〜17時で帰れるようなごく普通の

OL生活がしたくて、企業の受付と秘書に転職。

20代後半、華やかなOL生活に憧れて今とは別人のような

イケイケな生活を送っていました。笑

この頃は、本当にやりたいことなんて考えてもなかったし

自分の心を大事にできていなかった。

目先の幸せや楽しみしか考えていなかった当時の私に

天からの強制終了がやってきたのは30歳の頃。

恋人も、結婚も、仕事も、健康も、大切なものを

たった1週間という短期間で全て失ったんです。

それまで大きな苦労をしたことがなかった私にとって

人生で1番のどん底。

ここには書けない事もあり、（ディープすぎるので；）

体調を崩して、家から出られなくなってしまった。

そんな矢先、ベットの上でふと頭によぎったのが

「ハワイでヨガをしたい！」という想いだった。

ヨガの先生になりたかったわけではなく

ただ単にハワイでヨガがしたかったんです。

ネットで見つけたマウイ島でのヨガティチャートレーニング。

期間もタイミングも合ったので、翌月に渡米することに。

そこで出会ったヨガの学びに根本から覆された。

ダイエットだと思っていたヨガが生きる指針となり

蓋をしていた「悲しみ」「怒り」という感情が

涙で洗い流された。

私はヨガの学びで救われ、人生を変えることができた。

「ヨガを伝えていきたい」

そう決めて、ヨガ講師としての道を歩み始めたんです。

私の場合、人生で1番辛かった出来事が

人生で1番のギフトとなって生まれ変わった。

経験上、人生でやりたいことって

実はもう見つかっていることの方が多いのかな、と思います。

あなたが、なんとなく好きで続けていること。

あなたが、以前に「これやりたいな」と思っていたこと。

ひとつやふたつ、思い浮かびませんか？

私は、学生時代から好きだった「旅行」

趣味でダイエット目的で続けていた「ヨガ」

この二つが点と点で重なり

今の「旅するヨガリトリート」のスタイルができた。

難しく考えなくてもいいんですよ。

「なんとなく好き」

「なんとなく気になる」

「なんとなくやってみたい！」

その想いに従って、1歩踏み出して見ると良い。

その小さな1歩が、大きな1歩に繋がることだってあるから。

周りと比べたり、焦らなくても良いけれど

自分の心には正直になった方がいい

応援していますよ！

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