ほんのひと昔前までは、日本でも当たり前のように
行われていた自宅出産。
病院で産む、という選択肢が当たり前のようになりましたが
本来は医療を介してではなく、ごくごく自然に
日常の中に「出産」「生命の誕生」「子育て」
というものが家族の中で在ったのだと思います。
そのほうが赤ちゃんにとっても、お母さんにとっても
自然な在り方なのだと。
妊娠をしてから、その想いは益々強くなっていきました。
とはいえ、私は高齢出産だし、ましてや初産。
体力にはそこそこ自信はあるけれど、
果たして私にもできるのだろうか。
石垣島でその選択を取ることは可能なのだろうか。
無理かもしれないけれど、可能性がゼロではないのならば
実際経験された人に相談するのが1番。
そう思い、コンタクトを取ったのが
屋久島在中で自給的な暮らしながら自宅3人のお子様を
出産された経験のあるあゆみさん。
昨年の屋久島ヨガリトリートの宿泊でお世話になった
Aperuyの奥様です。
私と同じように、自宅出産に興味のある女性に声をかけて頂き
お話会、という形で開催してくれました。(本当に感謝;)
1番最初のお子様は、ご主人のご実家で出産されたというお話。
2番目のお子様からは、ご自宅でご主人と2人きりで
出産された時のお話。
病院側の対応や、パートナーとの協力体制。
屋久島も石垣島と同様、病院が一つしかなく
助産師さんに来てもらうことが難しかったこと。
産後の生活やパートナーとの過ごし方。
とても詳しく話して下さって。
私が1番聞きたかったことが、身体作りと食生活。
あゆみさんは、畑をやったりとにかくよく動いていたそう。
食事も、レトルトは食べないようにしたり
おやつを手作りして太らないように気をつけていたそうです。
他にも、屋久島で自宅出産をされている方のお話もされていて
何がなんでも自宅で産む。と頑なに決めてしまっている方ほど
難産の傾向があるというお話も興味深くて。
自宅で産むけれど、いざという時は病院に行く。
そのくらいの柔軟性がとても大切なんだと。
安心できる場所で大切な家族と一緒に赤ちゃんを迎える。
その理想の産み方は思い描きつつ
自宅出産に対応できるくらいの体力作りと日々の食事。
そして赤ちゃんとともにリラックスして毎日過ごすこと。
これが今の私に1番大切なお仕事なのかな、と思いました。
病院で産んだとしても、
どこで産まれたとしても、最高のお産だったって
そう思えるくらいの大きな心のゆとりを持って
今しかない、このマタニティライフを育んでいこうと思います。
妊娠16週目に入り今日の検診では赤ちゃんのお顔が見えました
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